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目を輝かせて飛び込んでいくような水辺をすぐ近くにも!1


こんにちは。一般社団法人ClearWaterProject 代表理事の瀬川貴之です。
昨年の2013年4月に『子供達が目を輝かせて飛び込んでいくような海・川・湖を未来の世代に』を目的に上記社団を立ち上げ、もうすぐ1年が経とうとしています。

上記目的を推進していく上で、
・何故そんなことをやるのか?
・何が問題なのか?
といったことを感じてもらう前提が色々異なっていることを感じてきたため、このブログで私のスタンスとその背景を知らせて行きたいな、と思います。

今回のテーマは現状の日本の水環境に関して。
これは
・都市部に住んでいる人 ・地方に住んでいる人 ・かなりの田舎に住んでいる人
で生活環境が異なるため感覚違いますが、日本で全般共通しているのは

「水道水で水出て、普通に水飲めるでしょ?それ以上に何か必要あるの?(田舎は井戸水だったりします)」

という感覚かと。
ちなみに私は大阪堺市出身で普通の住宅街、仕事は東京で7年ほど、その後名古屋に移っているので非常に都市部な人間、だと思います。

日本でも1950年代以降、現在の中国のように環境がどんどん悪化し、水俣病やイタイイタイ病等健康を害するレベルの公害発生していましたが、そこから1970年の公害国会で水質汚濁防止法設定され、現在までで健康害するような状況はほぼなくなっています。

では、素晴らしい環境になったのか、というと、、、
実感として私は色々歩いたり旅したりして、そんなことはないな、と。

例えば、愛知県渥美半島太平洋側にサーフィンに行くと、けっこう汚いのです。。
irako_sugihara

ちなみにペットボトルにも取ってみました。
右側が渥美半島太平洋側の海水です。濁って先が見えないですねー(汗)
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海に流れ込む川はどうか?当然色々なところから流れ込んでくるのですが、住居の比較的近くにある植田川だと
20130618植田川撮影
や、日本で水質ワースト10常連入りの庄内川
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等々。うーむ。。。
さらに水質だけでなく、コンクリートで直線に固められ、深く掘られていて近づきも出来ない。
まあ汚いので近づかないですが。。比較的きれいそうなところでも同じようにコンクリ固めな状態の所は良く見ます。

生活する上で困るわけではないです。でも、満足な環境か、と言われると、いやいや、と。

ここで一つ取り上げたいのは、ハーズバーグの二要因理論(動機付け・衛生理論)

人間の仕事における満足度は、ある特定の要因が満たされると満足度が上がり、不足すると満足度が下がるということではなくて、「満足」に関わる要因(動機付け要因)と「不満足」に関わる要因(衛生要因)は別のものであるとする考え方、です。
ハーズバーグ氏は職務の満足・不満足を取り上げていますが、人間自体が「満足」と「不満足」の要因は異なる、
というのが実感です。
つまり、「不満足」の解決は「不満足でない」状態であり、「満足でない状態」を解決することで「満足」を感じるのだと。

1950年代~70年代の公害問題や、生活に必需品としての水は「不満足」な問題であり、
美しい・気持ち良い水辺環境は「満足」の問題だ、

というのが私の考えの根本にあります。

ダイヤモンド社のページで本田直之氏に「幸福度ランキングトップの北欧3か国に行って、 幸せについて聞いてみた。」というテーマでインタビューしていますが、その中に
「北欧は家の中、ハワイは家の外と違いこそあれ、幸福度の高い地域、国々では等しく住環境を重視していることがわかります。家は、ただの「モノ」ではなく、「ライフスタイルを充実させるプラットフォーム」なのです。」
という言葉があります。
私はこれに非常に共感していて、例えばかわいいカフェが女子に人気なのは、良い生活環境が幸福感を増す効果があるからだと思っています。

これは高度成長期、バブル期を経験した現在の40代~60代あたりの方は共感しにくいのではないか、というのが実感としてあります。給与が上がるのが当然の時代で、モノへの欲求が十分以上に満たされてきた世代だからではないか、という仮説があります。
持続可能性社会を研究されていて、田舎にも良く出かけている名古屋大の、とある教授が、
現在の80代の人と20代の人は波長が合う、という話をしていましたが、それも国として下り坂を感じる時代に生きてきたかどうか、という部分は大きかったのではないか、と。

そんな前提があり、かつ自身がサーフィンや過去思い出して鮮明に残っている記憶に美しい川で遊んだ記憶が
あったりで、水辺環境というのは幸せにとっての非常に重要な要素ではないか、と思っているわけです。

では、どんな環境を想像しているのかというと、、、
次につづきます>>>


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