目を輝かせて飛び込んでいくような水辺をすぐ近くにも!3


『AQMAP(アクマップ)』事業で何を実現したいか、の説明のためには、そもそも何に問題を感じているか、に言及すべきですよね。
前回の記事のような環境を作っていくのに、まずは水をきれいにするにはどこを良くすればいいのか、と思い調べてみましたが、、、どこで何が問題か、正直良くわからない!!
というのが、まずはそもそもの問題でした。
当然下水やら工場排水やら処理場やら農業排水やらと話は出てくるのですが、では例えば愛知渥美半島の太平洋ロングビーチあたりを良くするには「どこ」が問題か、がよくわかりません。

例えば、google で「水質」と検索すると一番上に出てくる国土交通省の『水文水質データベース』: http://www1.river.go.jp/ というものがありますが、これは水質状況はさっぱり分かりません。。

「水質 マップ」で出てくる『水環境総合情報サイト』は、データは多く揃っていて確かにこれならそこそこわかるのですが
・数値データで正直あまりわからない点も多い(あと個人的にはデータとしては良いっぽいが、利用者の実際感覚としてはそれでももうちょっと良くならないか、と思うような点もあり)
・ピンポイントでこの地点が悪いから改善していかないと、という箇所がよくわからない
・ではそこを改善するには何をすればいいの?
ということが足りないな、と。
環境省が管理しているデータを公開しているので、データの正確性は信用できるのですが、専門家でない人に伝えるにはいまいちだな、と。
(ちなみに大和川水質マップ は見やすさの点では非常に良いですね。)

上記を感じたため、まず素人が水辺状況をよくしていきたいと考えた時に
①水辺環境の状況が「分かりやすく」把握出来る
②何を改善すれば状況が良くなるのかが分かり、手伝えるような仕組み
が必要だと感じたわけです。

・良くしたいと思う人自体そんなにいない
・川とか海に興味ある人がそんなにいるのか
といった話もよく言われますが、そもそも良い川や海に接する機会がほとんどない、水環境は行政施策の担当、近所の環境は変わるものではない、といった意識も多いのではないかと思っています。
いや、私がサーフィンやっているのでひいき目もあるかもしれませんが。。

そのような仕組等を通して
1)皆が水辺環境良くなれば豊かな環境になるね、と思ってもらう
2)その中から、そのような環境のためにイベント参加、署名、寄付、活動自体等出来る範囲での参加をしてくれるようになる
3)行政やNPOも積極的にどこの何が問題があって、何があれば解決進むのか「分かりやすいよう」に積極的にオープンにしていく
ということを実現していきたいと思っています。

いざやり始めて、やはりというかなんというか、様々なハードルがありますが、それは今後おいおいブログに記載していきたいと思います。

こんな想いで始めた『AQMAP(アクマップ)』:https://www.aqmap.info/ ですが、まだ私の想定している機能の3分の1に満たない状態です。興味持たれた方はITで環境を変えていく取組を一緒にやっていきましょう。
support.jp@clearwaterproject.info までご連絡お待ちしています。


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