自主自立- CWP,creatoにおける基本指針


『自主自立』
一社)ClearWaterProject, (株)creato(クリート)においてベースとなる考えである。

「ティール組織」では、「自主経営(セルフマネジメント)」という言葉を使っているが、それとほとんど同じ考えのように思う。

これは瀬川個人としての価値観でもあるわけだが、そもそもに
・自分なりの視点/考えを持たない人は、話をしていても面白くない
・人に心理的な依存をしている人は、苦手である(そこまで強い感情ではないが)
という感覚がある。

何故そう思うのかと自分の感覚を追ってみると、
・自分の考えで話していないと、話の内容が薄く、聞いていて新たな視点発見もなく、面白くない
・依存する人を抱えるのはめんどくさい。さらに言えば何かあったときにこちらのせいにされるリスクがあり重い。
といったことを感じるから。

それの反対が『自主自立』。
これを基軸にすることで、
・『自主自立』=自分で考え、自分で判断し行動する、という繰り返しが自信を深め、本当の血肉となる経験となり、結果成果を出す人になる
・『自主自立』=頼られる、仕事が出来ると認知される人で生きていける(本当に無人島でサバイバル出来る人もその類に入る)ため、最悪自社が潰れてもその人たちは生きていけるだろう、という意味ではメンバーの根本的なリスクヘッジになる
・『自主自立』=頼られるだけのプロフェッショナルな能力、専門性を持つ様々な人が集まることで、それらを組み合わせて外部に対して今までにない新しい価値を提供できる。
・『自主自立』=裁量権が大きく仕事を自分で考え回していけることが、仕事においてのやりがいの大きな要素になる。
と、結果としてメンバー個人としても組織としても幸せに発展していけるだろう、と考えている。

組織づくりの指針にしている会社の一つにブラジルのセムコ社があるが、そこは「社員を大人として扱う」というのが一つの基本方針になっており、これに強く賛同する。弊社団でもメンバーを「自立した一個人の大人」として見ることを前提に多くの制度も組み立てている。

『自主自立』を構成する要素を抽出すると、最低以下はポイントになると考える。
①本質を考える(なぜなぜ)
②自責(他責にしない)
③成長意欲
④ポジティブシンキング
各項目内容はまた別記事で記載していくが、これらの項目がキャッチ画像の関係図のように関連して『自主自立』した人材を形成しているのだと考えている。