『自主自律』
一社)ClearWaterProject, (株)creato(クリート)においてベースとなる考えである。
「ティール組織」では、「自主経営(セルフマネジメント)」という言葉を使っているが、それとほとんど同じ考えのように思う。
これは瀬川個人としての価値観でもあるわけだが、個人的感触としてそもそもに
・自分なりの視点/考えを持つ人は、話をしていて面白い
・人に心理的な依存をしていない人は、自律した人間感を感じ、強さ、カッコよさ、を感じる
という感覚がある。
何故そう思うのかと自分の感覚を追ってみると、
・自分の考えで話していると、自分独自の体験/経験/思考が感じ取られ、話の内容が濃く、聞いていて新たな視点発見があり、面白い
・依存しない人との関係性はすがすがしく、共に仕事や私事を共有出来る、お互い任せやすい
といったことを感じるから。
これらを体現する言葉が『自主自律』。
自主自律が基軸にあることで、
・『自主自律』=自分で考え、自分で判断し行動する、という繰り返しが自信を深め、本当の血肉となる経験となり、結果成果を出す人になる
・『自主自律』=頼られる、仕事が出来ると認知される人で生きていける(本当に無人島でサバイバル出来る人もその類に入る)ため、最悪自社が潰れてもその人たちは生きていけるだろう、という意味ではメンバーの根本的なリスクヘッジになる
・『自主自律』=頼られるだけのプロフェッショナルな能力、専門性を持つ様々な人が集まることで、それらを組み合わせて外部に対して今までにない新しい価値を提供できる。
・『自主自律』=裁量権が大きく仕事を自分で考え回していけることが、仕事においてのやりがいの大きな要素になる。
と、結果としてメンバー個人としても組織としても幸せに発展していけるだろう、と考えている。
当然上記は組織として動くうえでの個人ポテンシャルを最大限発揮していく組織戦略を担う文化という意味もあるが、そもそも個人の成長や人生よりよく生きる上で重要な要素だと考えていて、特に①による自信、が色々なベースになると考えている。
自信は慢心ではなく、あくまで「今うまくいかなくても、どうにかうまくいかせられる」という物事に対するポジティブな捉え方で、いわゆる「根拠ない自信」のことである。自分も目の前のやること全部に自信があるわけではない。というか成功するかなんてわからない。しかし最終的にはうまくいかせられる、とは思っている。
これを作る要素として、幼少期・子供の頃の親からの愛情はよく言われる要素の一つだが、後天的に作ることが出来る方法が、「自分で考え実行し、失敗しつつも最終的に成功する」の経験サイクルと範囲広げつつ繰り返すこと、だと思っている。このタイプの自信を持つことで、失敗に対してもチャレンジできるので、結果としてより影響力のある仕事が出来るようになるし、仕事限らず自分の人生自体をポジティブに捉えられるようになってくる。
①を形作るためには、失敗を許容しチャレンジする、という意識も一緒に必要になる。自主自律でも、チャレンジしなくなれば、その範囲までしか物事は実現しなくなるだろう(個人にとってはそれも一つの幸せのタイプだと思うので否定はしないが、個人的には物足りない)。
組織づくりの指針にしている会社の一つにブラジルのセムコ社があるが、そこは「社員を大人として扱う」というのが一つの基本方針になっており、これに強く賛同する。弊社団でもメンバーを「自律した一個人の大人」として見ることを前提に多くの制度も組み立てている。
『自主自律』を構成する要素を抽出すると、最低以下はポイントになると考える。
①本質を考える(なぜなぜ)
②当事者意識
③成長意欲
④ポジティブシンキング
各項目内容はまた別記事で記載していくが、これらの項目がキャッチ画像の関係図のように関連して『自主自律』した人材を形成しているのだと考えている。
ちなみに、「自立」ではなく「自律」にしているので、自分の足で「立つ」のは前提で、その上で倒れないように「律する」こと。自分の人生を自分でマネジメントする、「ティール組織」の「自主経営(セルフマネジメント)」とより一致する言葉だと考えている。