新会社:株式会社Geotrans を立ち上げました


瀬川です。新しくAI×土木・環境分野の株式会社Geotransを今年2022年1月に立ち上げました。

HPはまだ立ち上げられていないが、空撮画像(ドローン・航空・衛星)の画像認識AIで2年前ぐらいからこっそり関り始めていて、本格展開フェーズに入ったので事業化会社化した次第。

直近は行政分野の基図をAIで自動生成するAIモデルを開発・展開していて、農地・地番図・森林分野で展開開始。(河川も引き合い次第で優先したい)。

さっそくAIエンジニアが足りなくなりそうな状態のため、将来の中心になるAIエンジニアを募集中(今すぐCTOレベルならよりベター)。興味ある方、紹介出来そうな方いれば是非ご連絡を。(wantedlyの応援だけでも大変うれしいです)

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何故>>

個人的には一般社団法人ClearWaterProjectのずっと水環境に近い分野の事業化を探してきて、そのうちの一つとして。

今までのITは結局リアル・実在と直接的に関わるわけではないので、土木・農業・林業・環境分野ではそこまで関わる部分が無かったけど、AI(特に画像認識)により、見て判断する、という部分で活用できるようになり、その分野で可能性が一気に広がったと思ってる。

自身の基本コンセプトが今の行政の仕組みでは出来ないが社会の仕組みとして必要な事をする、なのでそこに繋がる可能性を感じている。(一方で、必要だけどお金として回らない分野が多くあることも認識している)。

Geotransは上場・売却も選択肢の一つしてスピード重視で株式会社creatoからは切り出しているので、外部出資も受け入れしています。AIでより根本的な国土形成の計画や合意形成、コーディネート分野にリソースを集中してもらい、幸せに過ごせる環境・インフラ作りに注力してもらえるよう、AIで出来ることはAIでスピード上げて進めていく。

本ブログは個人の心の声まで書くところだと思うので書いておく。

Geotransにより直近では画像処理AIで行政分野の基盤図生成業務を効率化・迅速化していくAIモデルツール提供していく事業になる。その先に、多くの育てたAIモデルを持つことで、例えば衛星画像から国土の状況を随時把握することが可能になる(例えば田んぼの田植え面積判定で生産量を予測、住宅地の屋根を判定し太陽光パネルに全部変えた場合の出力量を算出等々)と思っている。
ただ、Geotransの自身の位置づけは
①国交省、農水省、環境省管轄の国土形成により近い分野で、かつ既存事業ではない分野を創り出す
②お金が回り、全体としてのより攻めやすいポートフォリオバランスを創り出す
というもの。

例えば水環境の問題を変えたいときに、川や海の生物多様性状況を改善するには
1)資源管理(適当にほおっておくと、希少種や食べておいしい魚等は人がどんどんとっていく。人の採取量が資源量より多いので、基本すぐ全滅する)
2)山の植生の変更(ほおっておいても多様性が担保される広葉樹や樹種ミックス環境への変更)、もしくは林業が環境面にも配慮し適切に機能している(杉やヒノキばかりで放置だと、土砂流出量が10倍近く変わる川への水供給が普段少なく豪雨時に大量になる、等)
3)農業廃水時の農薬問題
4)川と周辺地の接続(川と田んぼの接続によりドジョウやウナギ等行き来出来て増える、川の横面をコンクリにすると土砂や石、及びミミズや虫等の魚の食料供給が減る、ダムや落差工・堰堤で鮎やウナギ等流域行き来して暮らす生物が住めなくなる、等々)
5)水質問題(家庭排水や工場排水。薬品や油はより問題)
6)マイクロプラスチック問題(海へのごみの70%は川から流れてきて、その川への流入も道路わきの排水溝等から流れ出て来たりもする。)
(各種研究結果多数のため探すのはお任せしますが、聞いてもらえばいくつかはすぐ出せますし、必要なら各種の第一人者の研究者の方を紹介も出来るかと。)
等々、ぱっと思いつくレベルでも上記ぐらいある。
国土だけでなく、経済活動も大きく影響しているため、それらとのバランスが重要になる。
そういう意味では、国土計画=経済課題(人がどう生活できるか)にも関わってくるので、国土計画だけでもすべて解決できるわけではない。ただそれでも大きな影響部分ではあり、それらに口出しできるだけの影響力とバックボーンを持つ必要がある。
自身は政治をやってきたわけでも、研究者でも、行政マンでも無い。今からそこに飛び込んだとて、それらの先人に囲まれた一人でしかないし、もしそもそもその分野に入って解決できるなら、今出てきているような問題群自体が発生していないだろう、と考えると、全然別のアプローチをする役割が必要だと考えている。

少し話はズレるが、内水面環境(川や湖等、海でない陸地内の水環境)の釣り・漁業にも『つりチケ』を通して関わっているがこちら他記事でも書く予定だが、右肩下がり、内水面漁協も魚も釣り人も右肩下がりの衰退分野。しかし日本の人口減少より明らかに下がり方が激しい。
この課題を色々調べたり、つりチケを通して得たネットワークで情報を集めて分析すると、自身としては結局制度問題であることに行きついた。漁業法が制定された1949年から、背景の考え方変えずに運用してきた状態が元に、国と都道府県が積み上げ運用して溜まった問題の集大成だと。
ただ、これは
・法及び解釈を過去のまま引き続けて積み上げて硬直化した制度問題
・それを運用する行政の硬直性(法に則って施行運用するのを最重要ミッションにするので若干仕方ない文化的側面)
・それらを変える「頭」を持つ役割がいない(本当は政治家がそうだが、新しく話題性ある分野の制度改正が中心になり、根本の幹を変えるところに手を付けていない)
がその問題の根っこにあり、これらを変えない限り、今の日本の閉塞感は打開できないだろうと思っている。

話を戻すと、計画を変えたり何か実行するのも、行政分野は上記法に則った施行が重要だが、それらを現状環境や技術によって変わった条件状態に合わせて根本に手を付けることができない分野が、特に行政が手掛ける農林水産、国交省等規制分野では特に色々あるだろうと想定されることである。
なので、色々やっていくと結局そういった制度面の運用の柔軟化や、その手前の制度が現在の即していない状態の変更をしていく必要があるだろうと想定していて、GeotransでAIで国土計画の補助が出来たからと言っても、効率化で条件面が変わって行政運用を変えられる条件面がもう少し進んだ、というレベルで、きっと根本のところを何かアクション起こしていくことがゆくゆく発生するのだろうな、と思っている。

でも、一個人がそれを最終的に実現していくには、そのための協力者と労力と、それを支える資金が必要になるため、結局そのための②をやってきたし、水環境分野で実現するために①を目指してきた、という話でGeotransはその延長線上にある、という話。

ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。
この問題意識を共有できる人とは是非議論し、一緒にやっていきたいので、お問い合わせより是非是非個別にもご連絡ください。
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